一家に一台 救命艇のパイオニア
 
 
Q1. 大津波に直撃された衝撃でライフ・カプセルは破損・破壊されないのでしょうか?
A1.
東日本大震災では大津波により防波堤や堅牢な鉄筋コンクリート建物が破壊される場合もありましたが、これは構造物が固定されていたことに起因します。ライフ・カプセルは大津波の先端部が直撃した瞬間に浮上し、流されることによって津波の力を受け流します。津波全体の力を正面から受け止めないので強度上はあまり問題になりません。

Q2. 流れてくる家やガレキ、電柱などの障害物に衝突しても壊れないの?
A2.
衝撃・衝突テストを繰り返し行いましたがライフ・カプセルは鋼鉄製で多少の傷、へこみは出来ますが破損・破壊することはありませんでした。また漂流物の衝撃から、カプセルを保護する為に鋼管により保護されています。報道でも自動車が大量に押し流される映像は多くありましたが、押しつぶされた自動車はほとんど見かけなかったと思います。

Q3. 東日本大震災の様な津波では浮力があっても船体がロール(回転)するのではないか?
   ロールした場合に乗員は怪我をしないのか?

A3.
それに備えて以下の装備(オプション)を備えています。ライフ・カプセルは底部にバラストを搭載し姿勢維持しますが、過度の流速になった場合は横転する事も想定されます。①大きな衝撃が加わっても体が突き飛ばされない安全ベルト。②頭部保護のヘルメット。③座席には背部・頭部には衝撃吸収マットを設置。④内部には掴まりバーを設置。これだけの安全装備を用意しています。

Q4. ライフ・カプセルの搭乗口をロックした状態で何時間ぐらい呼吸は大丈夫なの?
A4.
密閉状態でも2本ある外気吸入口から新鮮な外気を常時取り入れています。ライフ・カプセルは浮力が大きく常に浮上している事が想定されますが、水没した場合に吸入口は自動閉塞し浸水を防ぐ機構になっています。またアクシデントにより水没状態が続いた場合、状況にもよりますが2時間程度は呼吸することが出来ます。

Q5. 先日の震災でも船が海上火災を発生している海域に流され、
   火の粉を浴びて船火事が発生したと聞きましたが大丈夫でしょうか?

A5.
小型船などの船体はFRPという強化された樹脂で製造されています。樹脂なので火災により燃えることがありますが、ライフ・カプセルの外板は鋼鉄製なので燃えません。

Q6. 巨大津波来襲時は強い引き波が生じると思いますが、
   沖合にライフ・カプセルが流された場合はどうなるのでしょうか?

A6.
一定位置に固定する漂流止め(オプション)を搭載。また、船外機(オプション)を使って自力航行ができます。アクシデントにより漂流した場合でも、沿岸部であれば最長でも3日程度で救助機関に救助されると予想していますが、遠く沖合に流された場合は、自艇の位置を通報するシステム(オプション)を搭載するとともに、飲料水、食料等も定員に見合う1週間分の量を搭載することにより搭乗者の安全を確保します。

Q7. 浸水して沈没する事はありませんか?
A7.
浸水しにくい構造になっていますが、万が一浸水した場合にも沈没しないように外部浮力体(浮力300kg)を装備した、浮沈設計になっています。

Q8. 使用方法は簡単ですか?乗り込みに要する時間はどれくらいですか?
A8.
免許や難しい操作方法はありませんが、使用する時は緊急事態ですので気が動転して上手く乗り込めない事も予想されます。定期的に搭乗訓練を行う事を強くお勧めします。ライフ・カプセル4人用に4名が乗り込むのに要する時間は訓練をするとおよそ1分15秒です。

Q9. ライフ・カプセルに定員以上の乗り込みがあった場合はどうなりますか?
A9.
ライフ・カプセルは十分な余裕を持った浮力設計になっています。例えば2人用ならば14人。4人用ならば17人乗れるだけの浮力を持っています。

Q10. 開発、製品化にあたりどのような試験を行ったのですか?
A10.
津波に対応した船や装置に関する工業規格は存在しませんが、船舶用救命設備等について規定した船舶安全法関係法令(船舶救命設備規則及び型式承認規則)で全閉囲型救命艇について下記の規定を参考に試験を実施しました。
(1)強度については毎秒3.5mで壁にぶつける衝撃試験、1座席に100kgのおもりを置いて3mの高さからの水上に落下試験等を実施。
   その衝撃から乗員を保護できる事。
(2)構造体については耐熱性 難燃性の樹脂(JIS 基準の耐燃性試験を満たす。)とあるが、海上火災などさらに厳しい条件を想定し、
   外板を鋼鉄製に変更する事でクリア。
(3)復原性については、すべての横傾斜の状態を通じて正の復原力を有している。
(4)浮揚性(不沈性)については、十分な浮揚性を有し、水面下一箇所に穴が開いた場合でも、沈没しない
   (強化プラスチックと発泡材の三層構造)。
この他にも各種のガレキ衝突試験、浮力試験、潜水試験、酸素濃度試験など様々な試験を繰り返し行い安全性を確認しています。

Q11. 耐用年数、維持費、メンテナンスについて教えて下さい。
A11.
ライフ・カプセルは鋼鉄製の為に錆が耐用年数に直結します。船体は十分な下地処理と自動車用塗料で焼き付け塗装仕上げなので、環境にもよりますが10年間程度は錆が発生しません。維持費としては通信、照明、赤色灯等のバッテリー代が2年ごと、食料・水が5年ごとに必要です。メンテナンスとして定期的な船体の洗浄が必要です。船体保護カバーをかければ洗浄回数を減らせます。

Q12. 夏の暑さ対策や冬の寒さ対策は何かありますか?
A12.
オプションで外板への遮熱塗料、内壁への緩衝材貼付け、発泡ウレタンの施工などを選択できます。

Q13. 船体のカラーは選べますか?(庭先に置くにはオレンジ色の船体には抵抗があります)
A13.
海洋上で漂流した場合に救助機関に視認されやすい色としてオレンジ、黄色を基本としていますが、オプションで各色から選択できます。

Q14. 漂流した場合の外部との通信手段はありますか?
A14.
オプションで位置情報を発信できるGPS装置を用意しています。その他にも連絡を取る手段として日常お使いの携帯電話を持ち込む事を推奨します。

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